5月10日に日野市の「歳の鬼足50Kmマラソン」に参加しましたので報告します。
8：00 JR日野駅から歩いて10分程にある陸上競技場に着く。
受付でゼッケンとパンフレットをもらい、着替えながら出場者名簿を見ると、
なんと私以外にもキヤノンRCが２名エントリーしていることに気づく（高橋さんと丹野さんでした）。
会場を見渡し、高橋さん（No.140)を探して、しばし歓談し健闘を誓い合う。
9：00 スタート。参加者は200人ぐらい。
すぐに多摩川の立日橋を渡り、多摩川の北側、立川市側を上流へ向かう。
折り返しのランナーの中から、丹野さん（No.192）を見かけたので、声をかける。
今日は暑い。多摩大橋下（5Km地点）のエイドで、ポカリを飲み、塩を少々摂取する。
折り返して、また立日橋を渡り、今度は日野市側を下流へ向かう。
10Km、1：09（10：09） 多摩川を下流へ向かうとやがて支流である浅川との合流点付近に着く。
ここで浅川の堤防側に移り、今度は浅川を上流へ向かう。
京王線と平行に、高幡不動駅〜南平駅付近まで上流へ行き、対岸へ折り返して、３つ目のエイド。
暑いのでアイスコーヒーが美味しかった。
20km、2：20（11：20） 通ってきた道を高幡不動まで戻り、今度はそのまま下流へ向かう。
炎天下の走りは、すでに私の今日の体調ではつらくなり、精神的にもやつれて来た。
24Km付近の４つ目のエイドではベンチに座り込んで休んだ。
水分をたっぷりと取ったつもりだったが、その後も暑くて、バテ気味となり、ついに歩いてしまう。
聖跡桜ケ丘の関戸橋で対岸の府中市へ渡り、さらに下流へ向かう。
両足がつり、気分が悪く、気持ち悪くなってきた。
しかし次のエイドまで水はない。走りと歩きを交えて、29Kmのエイドにやっと到着した。
この5Kmは１時間近くかかってしましった。
もう完走はのぞめそうも無いと自己判断してスタッフに無念のリタイヤを告げた。
「無理せずに、しばらく休んでいて下さい」のスタッフ言葉にホッとして、
ベンチに座り、次々と追い抜いてゆくランナーに「頑張ってください」をエールを送った。
後から来た初心者風の若者ランナーも私と同じくリタイアらしい。
ベンチでリタイヤ仲間が出来ので、彼としばし歓談していると、
さらに途中から、同じくリタイヤっぽい中年女性ランナーも加わり、
３人でベンチで歓談の花が咲く！
33Kmで折り返してくるランナーからは、
「あと4Km先のエイドでは美味しいカレーライスが食べられますよ」
「美味しかったで〜す」などと言って去ってゆく。
時間が経っても、小規模大会のゆえ、リタイアしても直ぐに搬送車が迎えに来る訳でもなく、
30分、40分と時間が過ぎると、何故か体調も落ち着き、腹も減ってくる。
リタイヤっぽい中年女性ランナーは、「お先に」と行ってしまった。
残された我々2人も、顔を見合わせ、「とりあえずカレーのところまで行きますかぁ」というノリで、
しかし安全のために500mlのペットボトルの水を手に持って、トボトボ歩き出す事にした。
30Km、4：50（13：50） 是政橋を通過し、時々走りも入れて、33Km地点の稲城大橋エイドに着く。
スタッフに歓迎されて、迎えられる。
カレーライスをたっぷり一人前食べさせてもらう。
他にお汁粉やサンドイッチもあったが、それ以上は食べられなかった。
やがてさっきのの若者ランナーも後から着いた。
休んでいると、また元気が出てくる。
私は15分ぐらい休憩し、知り合った若者ランナーに別れを告げて、トボトボ歩き出す。
しばし走ったり歩いたりを繰り返し、このペースが軌道に乗って来た。
40Km、6：20（15：20） JR国立駅の南あたり。
京王線の百草園駅付近。日が陰り、涼しくなって来た。
途中のエイドで、さっき知り合った中年女性ランナーを抜かした。
前後にはランナーがいない状態となった。
ひたすら頑張り、なんとか大会の規定時間（8時間）内にゴールにたどり着いた。
ゴール50km、7：50（16：50） 私はラスト２番目のランナーでした（こんなの初めて・・）。
16：58に最終ランナーがゴールし大会は終了した。
・・・が、その後、途中で知り合った若者ランナーと中年女性ランナーのお二人が17：10ごろに、
同時に見事ゴールした。皆で拍手で出迎えた。
感想：私の過去２回の皇居10周50Kmはいづれも5時間前半でしたが、
今回は8時間をたっぷり利用させて頂き、私なりには、かなり楽しめた大会でした。
結構こういうは大会は好みです。当然、来年もリベンジで参加する予定です。
