飯盒の炊き方
 を 教えます




私は飯盒の愛用者です。

TMUWV入部以前の高校時代から、テント山行では飯盒をラジウスで炊いていました。
もちろん現役時代には、毎年の夏合宿で毎朝、毎晩のように使っていました。
夏合宿以外の分散山行でも、ホエブスやラジウスで、テントの中で炊いた覚えがあります。

卒部後は山岳会(八王子山の会)で、主に数泊の沢登り山行では、燃料軽量化のため飯盒は必携でした。
人知れない沢では、マキが豊富なため、焚き火、飯盒、岩魚つり、岩魚の塩焼き、網でのにんにく焼き等々
・・沢での酒の宴には、焚き火は欠かせないので、当然、メシも飯盒で炊きました。



友野家ではファミリー・キャンプは、必ず飯盒でした。子供は焚き火が好きなので、自然に覚えてくれました。
小学校高学年では、うちの2人の子供はボーイスカウトだったので、ファミリーキヤンプでは、
飯盒は子供に任せきりでOKでした。
最近では、今年の3月、会社の若者との越後駒テント山行でも飯盒で飯を炊きました。
テント山行ではコッヘルはおかず、メシは飯盒・・・というパターンが定着しています。

以上、私にとっては飯盒は特に骨董品でも、昔の物でもまったくありません。
今でも楽しいアウトドア生活に密着して使用しています。
飯盒の使い方はコツを覚えれば簡単です!




 以下に、「友野式飯盒の炊き方マニュアル」を書いてみました。ご参考です。

1)米の量は通常、最大4合まで可能です。(最低は1−2合か? 2合ぐらいは経験があるが、1合でうまく炊
けるかは経験なし)
2)米をといで、水を米の高さの約2倍量加える。(ここが肝心。高さ測定は、まず米の中にひと指し指を突っ込
み指先端で底を確認し、親指を人差し指の深さ位置、米上面に付けて置く。この状態のまま、親指と人差し指を崩
さずに、そっと米から引き上げる。今度は米の上面を人差し指の先端に付けて、親指の位置まで水を入れれば、必
然的に米の2倍の水が入る)。
中蓋は不要です。
3)焚き火(強火)にかける。3−10分ほどで、沸騰する。吹き零れる。蓋が浮くので抑える。(石などのせ
る)
4)火を弱める。(ここが肝心。吹き零れが続くと水がなくなりガンタになりやすい。火は飯盒が弱くグツグツ
言っている程度まで最小に弱める)
5)15分待つ。(時計で確認)
6)一旦、火からおろして、飯盒の蓋を開け、すばやく武器(スプーン)で、飯盒の中央部分のメシをすくって食
う。うまいか、まずいか判定する(ここも肝心です。必ず行うこと)
7)(6)の判定で、

     ・芯があり、かつ、水がない場合・・・水を適量追加して、さらに弱火で2−3分 →さらに(6)の判定へ

     ・芯があり、かつ水が多い場合・・・さらに弱火で2−3分 →さらに(6)の判定へ

     ・芯が無く、かつ水が多い場合・・・さらに弱火で2−3分 →さらに(6)の判定へ

     ・芯が無く、水がない場合・・・完成です!!!

8)飯盒を火からおろし、反転して適当時間、放置。

放置して蒸らせば、食べられます。


【ポイント】
    (3)から(4)のタイミングをきっちりと守る事、
    そてと弱火の加減を安定させる事で、焦げは完全に防止できます。
 飯盒では蓋を開けるな、とか、中蓋をすべし、とかの定説があるようですが、
私は無視して、長年、蓋を開けて食べて判定する方法を取り入れて、おいしく、失敗無く、やって来ました。
    

飯盒のメシ、特にマキのメシは格別においしいです! 
自然と一体の生活、野蛮な生活、災害時生活などにぴったりです。是非是非、再チャレンジを! 生活の一部に取り入れてくださ〜い。


皆さん、「友野式飯盒の炊き方」以外の方法もありそうですね。ノウハウ教えてください。



皆さまのお役に立てれば幸いです
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