北ア・蝶ヶ岳〜常念岳


2001年5月3日〜4日
メンバー:上原、友野(キヤノン生技研WV出身会)


【第1日目】三又・・・蝶ヶ岳山荘・・・コル(テント場)
【第2日目】コル・・・常念岳・・・三又


ゴールデンウィーク(5/3−4)は、2年ぶりに、雪山に行って来ました。
場所は北アルプスの蝶が岳〜常念岳、テントで1泊2日です。
メンバーは、2年前のGWに西穂〜焼岳に行った時と同じく職場の後輩、
上原君(32才、国立高校、東大WVOB、体力抜群)と2人です。

5/2、仕事を終え、9:30国立に集合、中央高速道で、
松本の梓山SAの駐車場で仮眠。GWなので、駐車場仮眠族が大勢いました。

 
アプローチから常念岳を見る、右は三又の駐車場


 
蝶への登り、雪はたっぷりある


 
稜線にでると、すぐに蝶が岳


5/3、快晴。豊科の街から久々に見上げる常念岳は、とても美しく感じました。
三叉の駐車場に車を置き、久々に1泊の荷物を背負って、7:30に歩き出す。
蝶までの道のりは、前半は普通の登りだが、後半は急登です。
3分の1ぐらい登ると雪が出始め、スパッツを付け、ツボ足のあとを快適に登りました。
暑くて汗が、絶え間無く吹き出しました。他に多くのパーティーがいましたが、
我らは先行パーティーを次々と追い抜き、快適に飛ばし、
多少のバテバテ感はあるものの、13:00に蝶が岳頂上に着きました。
蝶ヒュッテも営業していました。頂上では360度の大展望を
満喫、槍・穂高がバッチリみえました。
蝶槍から下った第1コル(鞍部)にテント場決め(14:40)、
テントから首を出すと、ちょうど槍ヶ岳が見える向きにテントを張りました。
缶ビール1本+焼酎少々で、大変よい気分になれました。
夜は松本盆地の夜景、朝は赤く染まった槍を眺める事ができました。
山で景色を眺めながらの一杯は最高です。


 
大滝山(左)と焼岳(右)


 
蝶が岳の頂上


 
蝶が岳から槍ヶ岳を見る


 
常念岳(左)とコルのテント場


5/4、晴れ時々くもり。6:00発、アイゼンを付けて歩き始めましたが、
すぐに日が当たると、雪は溶けてアイゼンは不要。常念の登りは、
まったく雪がついていない稜線万歩でした。常念小屋も営業していたらしく、
常念側からの身軽な中高年ハイカーがどっとすれ違いました。
9:00常念岳。ここでも眺望は抜群で、鹿島槍、剣、薬師、穂高の
大キレット越しに見える白山、御岳、木曽駒、北岳、富士、浅間、妙高、雨飾・・・と、
信州を中心としたほとんどの山々が見えました。
下りは前常念岳までは快適な展望の稜線。そこから先は岩稜の急な下り、
続いて腐った雪に足元を取られながらのGW時期特有の残雪歩行で、
かなり体力を消耗しました。それでも樹林帯に入るとすぐに雪も消えて、
夏道を快適に下れたので意外に短時間で下山する事が出来ました。
駐車場着、13:30。穂高温泉でひと風呂浴びて、美味しい手打ち蕎麦を食べて帰りました。
このコースは超手軽なアルプス展望満喫コースとしてお勧めです!!!


 
翌朝はテント場から槍ヶ岳が見えた


 
朝の稜線歩きは快適だ



常念岳より槍ヶ岳(春は真っ白だ)


 
常念岳より穂高(左)と槍(右)


 
記念写真(左)と下山路(右)



下山路から振り返ると常念岳

非常に楽しい山行でした・・・


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