上越・谷川岳


2006年5月21日
メンバー:友野、妻


 5月21日
久しぶりに妻と2人で山に行って来ました。場所は私にとっては昨年も登った谷川岳です。昨年はGWに会社の仲間と日帰りで行って来て、残雪と新緑がとてもきれいで印象的でしたので、今年は少しコースを短めにして妻を誘って行くことにしました。

5/20の前日17:00、ワンボックス車で町田・自宅を出発、途中のコンビニで食料を買い出し、八王子の回転すし屋で夕食をとり、圏央道・入間ICから関越自動車道に入り、水上ICより土合駅前に夜10:00ごろ着きました。すでに駅構内には登山者数名が寝てました。我々は軽くアルコールを飲み、駅のトイレ、洗面所で歯を磨いて、いつもの様に車の中で寝ました。





5/21、6:00起床。天気は晴れ。土合の駅前にまだ雪が残っていました。朝飯を食べてから、天神平ロープウェイ駅駐車場(500円)に車を置き、身支度をして、ロープウェイに乗り込みました。今年は雪が多く、5月20日でもまだ下の駅付近には多量の雪塊が残っている状態でした。このロープウェイは最近、駅や車両を新しくした様子でとてもきれいです。ロープウェイ上駅に降りると前面まだ雪。気温は意外と低いので、上下ヤッケとスパッツをつけて、8:00に出発。他の登山者も次々と降りて、出発してゆきます。中高年者で、すでにアイゼンをつけて登る人もいました。またここからリフトでスキー場を登ってから行く団体もいました。20人ぐらいの学生クラブが雪上訓練をしていました。









キックステップでいきなり急な斜面に取り付き、天神平の小ピークまで登ると残雪を頂いた谷川岳が迫力ある形で見えてきます。ここから一旦鞍部まで下り、その後しばらくは、いやらしい夏道通りの雪面トラバース。ところどころハイカー用に固定ロープがありましたが、足をすべられたら熊穴沢の谷底に一気に墜落で、緊張するところです。







トラーバースを終えると避難小屋。小屋の前はちょっとした展望台になっていて、ここで休憩。少し暖かくなってきて汗が出てきました。ここからは雪のない岩尾根を少し登り、最後は急な大雪面をゆっくりと直登して、谷川岳の頂上小屋に着きました。今日は天気も良く人出が多く、登山者は全体で100人ほどいた感じです。妻は久しぶりのハードな山行のため、かなりバテたらしくここでしばらく大休止。しばらく休んでからすぐ50mくらい上の頂上(トマの耳)に、12:00ごろにたどり着きました。快晴で360度の展望を楽しみました。遠く越後駒が岳、中の岳、平が岳、苗場山などが良く見えました。







下りはロープウェイを使わず西黒尾根から直接下ることにしました。雪尾根下りは危険なのでアイゼンをつけました。いきなり急なので、結構危険です。ピッケルを良く突いて、ホールドをしっかり確保しながら一歩一歩慎重に下りました。雪が切れると急な岩尾根&クサリ場の連続で、妻はバテバテ状態。なだめすかしながら、休憩を多く取り、ゆっくりペースで下りました。途中から森林に入ると新緑がとてもきれいで、気持ちが和みます。ショウジョウバカマ、イワウチワなど、春の高山花もきれいでした。







17:00ごろ元のロープウェイ駐車場に下山。帰りに温泉「湯テルメ・谷川」500円に入って帰ってきました。春の谷川岳は残雪と新緑が最高でお勧めです。また行こうと思います。







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