報告者:友野

表丹沢・小草平ノ沢(ルートグレード 1級)             
【 山 行 日 】 98年9月
【 山  域 】 丹沢山塊
【 参 加 者 】 三浦俊成、青山和弘、友野晴夫

【 コースタイム・天候】
8:30ごろ
四十八瀬川・林道奥
8:50
勘七ノ沢出会(沢に入る)
9:00
小草平ノ沢出会
11:00−11:30
大倉尾根中間部
13:00
四十八瀬川・林道奥

天気:晴のち曇り

【沢へ】
9月下旬、丹沢山塊の表側に位置する四十八瀬川の支流
にあたる小草平の沢に入る。
車は道路工事中のため、勘七ノ沢出会いの少し手前で止める。

今回、青山君が初めてなので、道具の使い方、滝の登り方等の
練習も兼ねて、簡単な沢を選んだ。
車より10分ほどで、勘七ノ沢に入り、5分ほど進んで
わらじ・渓流シューズをつける。
程なく右から注ぎ込む小草平の沢に入る。
すぐに4m垂直の滝が現れる。
ホールド・スタンスがしっかりしているので楽しく登れる。
7−8mの滝でザイルを出して、確保の練習をする。
流線の脇を登攀する三浦氏
小草平は短いが、
4−5mの登攀し易い小滝が連続しており非常に面白い。
要所には確保用のハーケンが打ってあり、ザイルを掛け易い。
沢は短くて、入水して2時間ほどで尾根に到達する
「・・・ヤレヤレ、でもちょっと物足りない!
本当は勘七の沢の方へ行きたかったのだが・・・」
これは次回のお楽しみと致しましょう。
沢を詰めた大倉尾根中間部
終わって一息、昼食にする。
下山路は小草平の沢と平行して、北側の小尾根に道がつけられている。
下部で小草平ノ沢を渡るところがある。

【3人の渓流シューズに違いです】
今回は3人の足回りが、それぞれ違っていたので
以下に写真で紹介します。


    私(友野)
    渓流地下足袋
    底は滑りにくいフェルト地
    生地はダイビング用ゴム
    なのでいつも暖かい
    冷たい沢、季節外れには
    最適だが、真夏は温くて
    気持ちが悪い、だから
    いつも素足で履いている
    でも長年、これしか愛用して
    いないので慣れてしまっている
    着脱が超簡単!
    値段も安い!
    ただし足首が締まらない
    ので不安定か



    三浦
    地下足袋+わらじ
    昔からのオーソドックスな姿
    わらじのフリクションは最高
    他の底材より一歩優れる
    細かいスタンスにも良く乗れる
    従って安全だ
    ただしすぐに壊れる
    1日に1足、使い捨て
    何日もの長期な沢山行には不向き
    足首が良く締まるので快適
    一度はこの感触を試してみて下さい
    壊れかかったわらじは自分で
    補強してみて下さい



    青山
    渓流シューズ
    底はフェルト地
    スニーカーの様に歩けるので
    自由度が大きい
    違和感がない
    紐式で靴のようにはける
    着脱も簡単
    水が染み込み清涼感あり
    毛の靴下を履けば冷たい沢でもOK
    足首も良く締まる
    耐久性もある
    これから沢を始める人には
    お勧めです・・・



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