報告者:友野

表丹沢・新茅ノ沢(ルートグレード 1級)             
【 山 行 日 】 98年7月4日(土)
【 山  域 】 丹沢山塊
【 参 加 者 】 三浦俊成、友野晴夫

【 コースタイム・天候】
7:50
烏尾山口・駐車場
8:00
林道・新茅橋(沢に入る)
11:30−14:00
烏尾山
15:00
烏尾山口・駐車場

天気:ド快晴、滅茶苦茶暑い日

【久々の沢へ】
土曜日、三浦君と表丹沢・水無川新茅ノ沢に行ってきました。
私にとっては久々ノ沢です。
今回、御伴してくれる三浦氏は初めての沢でした。

車で出会いのちょっと下(烏尾山登山口の駐車場)まで行き、
沢登の身支度を整えて、新茅橋まで歩き、8:00入水しました。
下部の滝、F1か?
F1、F2の久々の感触をつかみながら
快適にフリーで登りました。
この日も快晴で暑い日でしたが、
沢の中はすずしく、水しぶきが心地よかったです。

F3・10mではじめてザイルを出し
私が先に登り、三浦君を確保しました。
ザイルがなくても問題ないところでしたが、
せっかく購入したので、使い方の練習です。
上部の滝、F8ぐらい、慣れてきたので余裕のポーズ
F4・5mでは、ザイルを落ち口の残置ボルトに固定し、
登ったり、降りたり、確保したりの練習を時間をかけて
行ないました。
エイト環による懸垂下降、半マスト結びでの確保などです。
ついでに落ちる練習もし、中吊りの感触を得ました。
同じく余裕のポーズ、冷たくて気持ち良い
自分も少しザイル操作がよみがえってきたところで、
次のF5・15m大棚の滝に挑戦。
先に自分が巻いて、上のボルトにザイルを固定し
15mを懸垂でおり、三浦君を下の支点で確保して、
三浦君に登ってもらいました。
けっこう垂直で、シャワーもたっぷりあり、
中間部は難度が高く苦労して登ったようです。
中間部ではカラビナを残置ハーケンにかけないと
ホールドが取れないところもありました。

その後上部は快適にオール・フリーで登り
11:30ごろ、烏尾山に着き無事完了しました。

【烏尾(からすお)山にて】
頂上でヒルメシを食っていると、同じ会社の添田さんに
会いました。添田さんは表尾根から三つ峰尾根へ抜けて
宮が瀬へ下山とのこと。
500円の缶ビールをごちそうしてもらい、しばし歓談しました。
添田さんと3人で
添田さんはフルマラソンやサイクリングもやる
体力派で、トレーニングで登っていたそうです。
ホントは山を走りたかったそうですが、
この暑さで歩きにしたそうです。
その後430MHzで8局ほどと
私はQSOし、(その間、三浦君は頂上をふらふらしてたようです)
暑い烏尾尾根を下山しました。
バックは塔が岳
秋にまた沢に行こうかと思っております。
お仲間を募集します。


【以下は三浦氏のレポートです】
今日は。
お暑う御座います。

友野さんに先を越されましたが、
私も沢登りレポートです。
7/4は、丹沢の水無川新茅の沢に行って来ました。
友野さんと二人で。
清涼なシャワークライムと、
高度感有る大滝の直登を体験しました。

(記録)
7:55新茅橋から入渓。
小生は地下足袋に草鞋、ジャージパンツにTシャツ、ハーネス&ヘルメット姿。
友野さんも、ほぼ同じ格好だが、ノー草鞋。
ヘルメットとザックに年期の深さが伺われる。
今回使った道具類です
友野さんを先頭に、F1、F2の小滝を軽く越え、
F3(10m)でザイルを出す。
友野さんが確保無しで登攀したあと、
小生は友野さんに確保してもらい、無事登攀。
ホールドは多く、予想したほどの困難は無し。

F4(5m)では、リードの確保と懸垂下降、
墜落の手ほどきを受ける。

一寸行くと、大滝のF5(20m)。
極浅い滝壺の横には、花が生けてある。
直登か高巻きかの検討をした結果、ベテランのお薦めも有り、
小生の訓練のためトップロープでの直登に決定。
まず友野さんがザイルを担いで、高巻き、
支点にザイルをセット。
懸垂下降して、生木に確保支点を取る。
小生の登攀開始。
ルートは、滝の右側をすすみ、最初のうちはホールドが良く、順調。
中程で流心に近づき、シャワークライムとなる。
ホールドが少なく進退窮まりそうになる。
大量の水がかかるので、岩相の見極めが難しく、
ザックの重量増加でのけぞり、もはやこれまでと覚悟をする?。
水しぶきの中で、残置ハーケンを数本発見。
ハーケンにカラビナを掛け、人工登攀で難所を通過。
その後は、ホールドが若干多くなり、流心から離れて無事登攀成功。
最近は各滝にこの様な名板がある
そこから先は、ホールドが豊富で、F9まで難なく越え、
ガレ場を通過して、烏尾山頂に到着。
山頂は梅雨の中休みの登山者でにぎわっていた。

天気は晴れで、三の塔、塔の岳、秦野市街の展望を楽しみ、
着替えと昼飯をする。
烏尾山にて
思いがけず、
山岳マラソンランナーの添田さんが表尾根から登ってきたので、
突然のビールパーティーアイボールとなる。

無線と頂上散策を楽しみ、烏尾尾根で下山。
名水の水場で汗を流して、帰宅。

拙宅には山岳保険の申込書が届いていた。
次回は山岳保険に加入しておこう。

(所感)
暑いときの沢登りは、涼しくて気持ちいい。
丹沢は、蠅蠅蚊蚊蚊が少ないので、快適。

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